記番印の研究　〜近代郵便の形成過程〜
阿部昭夫・著
定価（本体9,320円+税）

郵便事業の実際に即して、記番印使用の実例、「府県史料等」を徹底的に調査して郵便事業形成過程の空白を審らかにするばかりでなく、従来、趣味人あるいは好事家の対象物であった切手や消印の蒐集・調べごとを調査研究の域まで引き上げた労作。

＜目次＞総説／近代郵便の形成過程／詳細記番印の研究／図説・國別記番印の研究
郵政省主催全日本郵便切手展文献部門金銀賞受賞