昔話研究の課題
型番 1001
定価 6,160円(税560円)
販売価格 6,160円(税560円)
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昔話研究の課題
日本昔話研究集成・第1巻
小松和彦・編
定価(本体5600円+税)

共同社会に拠った人々の人間関係、異空間との交渉など昔話の内面に隠された社会構造や深層心理を、学際的視点から解明する。

総説・昔話研究の課題(小松和彦)
1.説話としての昔話…神話と昔話(西郷信綱)浦島説話への一考察(佐々木伸一)ことばの文芸(野村純一)
2.昔話と歴史…説話の比較研究の方法(大林太良)寺社縁起から御伽話へ(五来重)ヒョウトク譚のヘソに隠された金属伝承(内藤正敏)日本と朝鮮における「芋掘長者」譚の成立に関する研究(伊藤清司)語り手とは誰か(関敬吾)日本昔話の成立(福田晃)
3.昔話の心性…日本昔話の残酷性(小澤俊夫)見るなの座敷(河合隼雄)昔話にいける「笑い」の機能(飯島吉晴)
4.昔話と民俗…昔話の伝承機能(野村純一)斬り殺された異人(中沢新一)奄美の日光感精説話について(山下欣一)世間話研究の意義(宮田登)昔話の社会的機能をめぐって(本多典子・小松和彦)
5.昔話の構造…構造説話論の試み(北岡誠司)「物くさ太郎」の構造論的考察(小松和彦)異類婚の論理構造(雨宮裕子)
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